穀蔵(こくぞう)
2014年 11月 12日
友人が「カミさんがきっと気に入るなと思ったのよ」
と教えてくれたパン屋さん。
道が狭いよとは聞いてはいたけど・・それでも・・狭っ!
距離的にはそう長くないけど、どうか対向車が来ませんように・・
でも・・こういう道の先にあるカフェって・・好きかも^m^
(道の狭さが画像じゃ伝わってない・・未熟者~)
道は狭いけれど、一軒一軒の農家(?)の敷地も入り口も広い
あ・・そうです
この農家?がきょうの目的地である「穀蔵」です
良く見ると薪が積んである納屋あたりに「穀蔵」の文字が。
駐車場は建物の前の敷地。
車を降りて、建物全体を見ると、なかなか素敵
昔の農家そのままの風情です
玄関に大きな暖簾
パン屋さんとは思えない雰囲気だけれど・・
最近いろいろなパン屋さんに行っているので
こんなお店が好きなのよね・・と
ビックリ・・というよりも、ニヤニヤ・・って感じ^m^
このパン屋さんはランチもしているし、イートインもできると
友人に聞いていました
でも、きょうはランチも既に済ませてしまって、お腹は空いていないので
パンだけ買って帰ろうかなあ・・・
と思ったのですが・・・
お店に一歩入って、その駄菓子屋さんムードの店内と
その横の
長い暖簾で仕切られていても、
その下から垣間見えた座敷空間の
雰囲気のよさに
このまま、座敷に上がらずに帰ってしまったら勿体無い!と
気がついたら珈琲を注文して上がりこんでいました(笑)
本当に本当に古い・・・築・・どのくらいの建物でしょう
移築した・・という今流行のものではなくて
もうずっと昔からここにあったものだと思います。
畳が・・・へりの無い畳が・・
ところどころ、ミシッって凹むのです。
床下の根太が緩んでいるのだと思います。
補強が必要かも・・・と思いつつも
何かこの古さが懐かしくて、凹んだ畳を踏みながら、顔がほころびます。
二階への階段も急で・・
二階というより、お蚕小屋になっていたのでしょうか
上がれるのかな?と思ったのですが
聞きそびれました・・また次回(^^ゞ
きょうは二階まで行かなくても
この一階の空間だけでもジュウブンに楽しめます
昔のうちって、こんなだったよね・・
廊下があって、続き座敷があって・・
珈琲を飲みながら、
やはり視線は天井や畳や漆喰の壁や重厚な柱に行ってしまいます
昔、子供の頃は、こういう作り、好きじゃなかったっけ・・
自分の家がこういう日本家屋だったなあ
なんか古臭くて不便で。
洋風の家に憧れたものだわ
いつ頃からだろう
こういう昔の作りの普通の古民家が、
いかにも洒落ててカフェに向いてる・・っていう事になったのは。
そして、いつ頃からだろう
私もこういう昔嫌いだったものを
好きになったのは。
横浜の家が昔のままだったとしたら
今頃「古民家カフェ」をやっていたりして・・なんちゃって^m^
国産のオーガニックの粉を使った酵母パンを買って帰ります
帰りにワインとハムとチーズを買って、今夜はプチワインパーティーです
〒386-0003
上田市上野2338
0268-21-8000
営業時間 11時~18時
定休日 火~木曜