ほんと、とりとめないけど・・(後編)

後編・・というほどじゃないけど
一応、同題名で「前編」を書いたので(^^ゞ


ずっと気になっていた「もう一度会いたい刑事さん」
ある日、ふと思い立って、ネットで検索してみました(今更、気が付いたんですよ~)

検索といっても肝心なことは何一つ憶えてないので

「前編」でヒントまがいな事を書いたような項目を並べてね。
「日本推理小説」「海がめ」「刑事」「グルメ」とかね・・

それだって簡単には出てこなかったけど
(今、同じような単語で検索すると
最初にビタミンのこの記事の前編が出てきちゃう・苦笑)

根気よく、目を皿のようにして探してみたのよ・・


そうしたら、やっと・・
これかも・・っていう本が?

え?何?待てよ・・これって・・これってウチに有るじゃん!

慌てて二階の書斎にダッシュ!

そこで探して・・・あったのがこの一冊。



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この作品、何度も読んでるのに~

泡坂さんは、私の大好きな大好きな作家なのに~~

泡坂さんといえば「亜愛一郎」だと思い込んでいたからかしら。

この作品のストーリー(トリック)の印象が強すぎて、解決した刑事の存在を忘れていたのかしら。



それにしても
ネットってやっぱり有り難い♪
昔だったら、こんな風に自宅で自分の力で調べるなんて不可能だったもの



こうして私の中の小さな消化不良がスッキリしたのでした。

どうも皆さん、お騒がせしました~



ちなみに
私が記憶していた「刑事さん」のプロフィールを
作品の内容を一部抜粋して紹介します。




例の刑事は「海方惣稔(うみかたふさなり)」若い刑事は「小湊進介」


(進介と海方の関係に関する記述)

十万人もの観衆の中に海方が混じっていることに不思議は無い。

しかし、毎日毎日嫌になるほど海亀頭と顔を突き合わせ、

やっと祭日の休暇が取れてやれやれと思い、

海亀頭を忘れるために馬を見に来た日、またまた海亀頭を見なければならない運命だとは、

仏滅と十三日の金曜日と天中殺が折り重なって殺到してきたような思いだ。





(海方の才能に関する記述)

調理場の出入り口に姿を現した料理長は、丸い鼻をひくひくさせてから、苦りきった顔になった。

だがここでも海方は不思議な術を使い始める。

「これはこれは。新鮮なエストラゴンを使っておりますな。
いや、香りで判りますよ。
野菜にこれだけ気を配っていれば、料理も結構でないわけはない。
さっきも、ボルシチの香りを聞いただけで、これはと思ったものです。
なに、昨夜はムッシュー・ランパンのシェフだったという人の腕を拝見しましたが、
ガーリックの扱いにいまひとつ難がありましてな・・・」

という具合。

海方がフランス語交じりの言葉を使うたびに料理長の顔が緩み、
終いには二人を客席に案内して冷えたワインを抱えてくる始末だ。

「・・・そういうときには地中海風のグルニエをお勧めしますよ。
貝のエキスが対独を奇麗にしますので、すぐにサッパリした気分になります。」

「それは有り難い。おや、このワイングラスはサン・ルイでしょう。
サン・ルイも見事だが、これを使い切るあなたも偉い」


後になって、進介は海方に
「その気になれば相手がどんな人でも仲良しになれるでしょう」と質問した。

海方は少し考えていたが「一人だけどうにもならなかった人間がいた。」と答えた。

「それは誰ですか」と訊くと「女房だった」と言った。

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by dansantokamisan | 2010-10-19 22:41 | きょうも元気で