苦いビタミン・・でも「良薬口に苦し」(前編)

先日のオフ会の記事UPで
番頭さん女将さんが私たち夫婦の恩人だという事を話しました。

「恩人」という言葉が出たので思い切って、もうひとつ書きたかった事を書いちゃおうかな。

もう、ずっと前から
書こう書こうと思ってた事があるんです。



私にとっては、ちょっぴり「苦いビタミン」だけれど、大切な忘れられない話です。





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8年も前の事。

HPを楽しく始めて4か月ほど経ったある日
私はお付き合いしてくれていた、多くのHPに嬉々としてある文を「発信」した。
なんの疑問も躊躇もなく、謝意のつもりだった。
だけど、今思えばもっともっと、いろいろ気配りをしなくちゃいけなかった。


その事自体を詳しく書くのはちょっと難しいんです。
説明がとっても長くなってしまいそうなので・・
ネット環境が今と全然違っていた頃の話だし、価値観も変わってるし。

それに何より書きたいのは「その後」の話なので。

私がネットの中でミスをした・・そう考えてください。

相手を傷つけるとかそういう基本的なマナー違反ではなくて
本当にHP初心者だった私たちの独りよがりのミステイクでした。




ネット発信して数日後、一通のメールが届いた。

HPの大先輩のAさんからだった。

タイトルは「言いにくい事ですが」だったと思う。
なんだろう?

内容を読んだ時、正直・・なんといっていいか判らないが
最初は水を浴びせられたような気がした。

その内容は、
先刻私たちが知り合いのHPに発信したこと

それを「するべきではありませんでした」とキッパリと書いてあった。
「苦言を申し上げます」と書かれ、

なぜしないほうが良かったか・・の理由や
HPというものの性格が
丁寧に判りやすく書かれていた。

「水を浴びせられた」という表現をしたけれど
それは本当にほんの一瞬。

あとは、
「わぁ・・・どうしよう・・そんなつもりでは決して・・
でも・・そうかぁ、そういう風に取られることも・・言われてみたらそうかも」

と、ただただオロオロ。
でも、もう発信した後で、どうしようもない。
削除も可能だけれど、レスもいただいているし、今更不自然。

時間を数日前に戻したい・・本気でそう思った。

そして、気持が少し落ち着いた時
やっとメールをくれたAさんの気持を思った。

Aさんの
このメールをくれるまでの心の中を思った。

毎日のように掲示板で会話している私に、
こういう内容のメールを書いた彼女の気持ち・・

迷ったと思う。相当迷ったと思う。

昔から親しいわけでもなく、知り合って数か月の新参者のHP仲間。

間違っていると思うことがあっても、見て見ぬ振りで
知らん顔して付き合いを続けることはできたはずだ。

いや、普通はそうすると思う。
自分に直接関係ない事なら尚更。
憎まれ役をする筋合も義理もない。まして、ネットはバーチャルの世界。
会ったこともない、どこの誰とも知らない相手に
わざわざ注意をしてあげる必要がどこにある・・普通はそう思う。

それを彼女は「苦言」といいながら、忠告してくれた。
今後は気を付けたほうがいいと諭してくれた。

私たちの事を考えて、言いにくい事を、敢えて言ってくれた


私は、その事に有りがたいと思った。心底、有りがたいと思った。

そして彼女にその気持ちを伝えた。

すぐに彼女から
「御付き合いが終わるかもしれないと覚悟して書いたのに、
判ってくれて本当にほっとしました」
という内容のメールをいただいた。



やっぱり・・相当の迷いを経て、メールをくださったのだ・・

ありがとうございます
拝みたいくらいの気持ちだった




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・・と、こんなことが有ったんです、昔ね。

でも、波紋は、実はこれだけではなかったんです。

それは、また後編で。

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by dansantokamisan | 2010-10-08 11:42 | 忘れられない話