おかあさん猫(9)

長い間、野良猫として苦労したせいなのか

おかあさん猫は、かなり年を取って見えた。

毛並みも悪く、歯茎の色が薄く、爪の色も濁ってささくれ

肉球も皮が硬くて分厚く、ざらついている。

最近出産したとしても、人間で言えば「高齢出産」なのではないかと思わせた。

だからこそ、最後の我が子を溺愛しているのではないか..そう思わせた。

その猫が

寒い真冬のある日、病気になった。


いつ、どんな状態で病気だと判断したかは、これも記憶に無い。

多分、いつものようにウチに来て、そのまま体力がなく倒れたのだろう。

記憶にあるのは

食事も水も一切摂れない猫を、衣装ケースの中に毛布や座布団を敷いて

そのケースをコタツの中に半分くらい入れて

そこに寝かして、必死に看病したこと。

どのくらいの日数か憶えていないけれど

徹夜で・・少なくても私は寝室には行かずに、コタツで猫と一緒に寝たこと。


正直言うと、この猫は死ぬだろうと思った。そのくらい弱りきっていた。

死ぬときくらい、家の中で、暖かいところで死なせてやりたいと思った。

死ぬ時くらい、じゅうぶん看病して、看取ってやりたいと思った。

ダンさんもそう思ったはず。

この猫を家で看病をすることに

何も文句を言われた記憶は無いから・・。





勿論、この話の流れとして想像できるように

猫は、その後、奇跡的に回復した。

何日目かに、水を飲み、フラフラとトイレに立った。

それから少しずつ食事もできて・・・



そうだ!今思い出した。

病気になってから用意した、いつもより高い猫餌を食べられたのだった!

死ぬだろうと思いながらも、なんとか生きさせたいと、必死だったっけなあ・・

寒い季節だったなあ・・と思う。


こうして猫は奇跡的に回復した。



そして・・・


代わりに私がその後すぐに寝込んだ。

コタツでの寝起きと睡眠不足と、その後の猫が回復した安堵感とが

一辺に身体に来たのは明々白々だった。



何年ぶりかの高熱で、何日か動けなかったっけ。

ぼんやりと、あの「高熱のだるさ」や

ベッドの中で「参ったなあ・・・」と思っている自分を憶えている気がする。

大事な会合にあの時出られなくて申し訳なかったなと思ったことも、今、思い出した。


でも多分、寝込んだことの辛さはなかったんだと思う。

家族が周りにいてくれたから。


ダンさんと、 子供達と、 「みい」と

もう一人・・いや、もう一匹

回復した日から名実ともに

我が家の一員になった「おかあさん猫」と・・・


                 続く

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by dansantokamisan | 2013-01-30 09:45 | 私が出会った猫達へ(おかあさん猫の話) | Trackback

善光寺界隈

善光寺周辺の美しい街並を紹介します。


私の大好きな街並みです。

来月には「善光寺灯明祭り2013」が開催されます。

どうぞおいでくださいね。



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by dansantokamisan | 2013-01-29 22:10 | ドライブ・おでかけ | Trackback

昨日の続き

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服着せられて、フード被って・・・よく嫌がらずにモデルしてるなあ・・

うちの子たちには絶対に無理だわ・・

それを聞いた「うちの子」 




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by dansantokamisan | 2013-01-29 21:35 | きょうも元気で | Trackback

松本城氷彫フェスタ


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松本城での氷彫フェスティバル

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昨日とは打って変わって天気に恵まれ

屋台も出たこともあってかなりの人・人・人


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氷彫の前にも、B級グルメのお店の前でも

かなりの人だかりだった・・けれど


一番人だかりが出来ていたのは、このモデルさんの前



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付き人(?)も居て、衣装を着せたり、立ち位置を決めたり・・


それにしても、このモデル猫ちゃん、黙って衣装を着せられて

黙ってモデル業を務めてる




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すごいなあ・・・「うちの子たち」には考えられない

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by dansantokamisan | 2013-01-28 22:04 | ドライブ・おでかけ | Trackback

カナダにいる息子。

3月にはパパになるので、ただいまその準備に余念が無さそう。

最近は、鉄分不足の相方さんのために、色々工夫してお料理を作っているらしい。

最近、お料理の腕が上がって美味しいと。

これ、本人が言ってるんじゃなくて、

料理の得意な相方さんが言ってるんだから間違いないと思う^m^


あの子がねえ・・

まともな料理なんかできないと思っていたのになあ・・

相方さんのためにねえ・・とシミジミ嬉しい。

この「まともな料理なんかできないと思っていた」の一行を息子が見たら

「全く、いつのことを言ってんだよ」と苦笑するに違いない。


そうなんだよね。

親はいつまでも子供のことは、

大昔の記憶のままでストップしてしまっている部分があるんだよね。

頭ではわかっていても、心のどこかに、小さい頃のままの子供達が住んでいて

今でも時々、ひょこっと顔を出すんだよね。


食べ物だって、そう。

小さいときに大好物だったものをいつまでも憶えていて、

子供が大きくなってからも実家に帰って来るたびに必ず同じものを出してさ。

それも本人が困るほど「てんこ盛り」にね。今でも大好物かわからないのにね。

親ってみんなそういうものかもね。



私の母も私に対してずっとそうだったもの。

「いつまでも小さい時と同じだと思わないでよ」って、

私もよく心の中で苦笑したものだわ・・今でも、かも。



親って、そうなのよね

育てていた最中の記憶がいつまでも消えなくて。

その消えない記憶を大事に大事に楽しんで慈しんでいる。

それでいいんだろうなと・・・思う。


思う・・けれど、でも、子供たちは確実に大人になって

確実に成長して、そして進化してる。

そういう所も、ちゃんと心の記憶に書き加えておかなくちゃ。

「それ、いつの話よ」なんて、子供たちに笑われないように。

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by dansantokamisan | 2013-01-26 16:55 | 家族の話 | Trackback

嬉しい!

番外編です(笑)

「私が出会った猫達へ」を書き始めてから

今までの

いろいろな縁のあった猫達の写真を眺めて

いろいろ想いに耽っていたの。

楽しい思い出ばっかりじゃなくて

庭で生まれた・・あるいは庭に親猫が連れてきた小さな命を

どうすることも出来ないうちに、

死んでしまったり、どこかに消えてしまったり・・

生まれたばかりの猫を写真だけ撮って、救えなかったことを

今でも思い出すとチクチク痛い。

でも、全部の命を救うこと等出来ないから、

これからもチクチクしながら

猫と関わっていくのかなあ・・などと思いながら

それでもやっぱりゴメンネ・・と思いながら

写真を見ていたの。

すると・・・

あれ?

見慣れた写真だけど、二枚の写真・・比べてみる。


え?

もしかして・・

何度も何度も比べてみる。

やっぱり!

きっとそうだ!

絶対にそうだ!!!




同じ猫だ!

顔の白黒の分け方といい、鼻横の小さな黒い点といい・・

絶対にそう!

生きていたんだ・・

生きて・・生き延びて

そして、大人になって、こうして我が家の庭に遊びに来ていたんだ・・・



良かった~・・・良かった・・・

うん

きっと他の猫達だって、どこかで生きたんだ

きっとシタタカに生きて生きて生き抜いたに決まってる。


おんなじ猫だ。

絶対にそうだ。

そうじゃないと思う人がいたとしても、私は聞かない。

これは同じ猫です。

絶対にそうです!



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by dansantokamisan | 2013-01-24 11:36 | 私が出会った猫達へ | Trackback

おかあさん猫(8)

その「半野良、半飼い猫」のような中途半端な猫が

なぜ正式に我が家の猫になったか・・の話。


多分、今思うと「なんとなく、流れの中で・・」

なのだとは思う。それが正解なのだとは思う。

寒い寒い冬が来て

庭で住んでいて、しかも人に懐き、家に入りたがっている猫を

入れないわけが無い。

きっと、当時は昼間だけでなく、夜も頻繁に「お泊り」していたのだろうと思う。

ダンさんも、きっと諦めていたんだろうと思う。

何よりも、我が家の猫「みい」に対する、この猫の母親振り、母性本能の強さを

目の当たりにするうちに、引き離すのは不憫と思うようになったのだろう。

本当に、それは見ていてもいじらしい位だった。


でも

そういう、殆どウチにいる猫・・であっても

私たちの中ではあくまでも「みい」のおかあさんが

年中ウチに遊びに来ている・・そういう位置づけで見ていた。

ウチで2匹飼っているという認識は無かった。

その証拠・・というのも変だけれど

ここにこんなものがある。

一通の年賀状。

我が家の、その年に作成した年賀状だ。

我が家の年賀状の歴史の中で初めて「猫」が登場する。

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判りにくいが息子が抱いている猫が「みい」

そして「みい」にセリフを言わせている部分をアップするとこんな感じ。

私達家族の名前の後に「&みい」と加えている。

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この時(作成したのは12月中旬)には、

既におかあさん猫は、うちに殆ど入り浸っていたはずだけれど

年賀状には「みい」しか居ない。

まだ、我が家の猫とは認めてもらえてなかったことになる。


では、いつから?


お正月も明けたある日・・2月にはまだなっていなかったと思う。

信州では一年で一番寒い季節であったことは間違いない。



おかあさん猫が、病気になった。

            続く

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by dansantokamisan | 2013-01-24 09:08 | 私が出会った猫達へ(おかあさん猫の話) | Trackback

おかあさん猫(7)

あの夜・・

あの、おかあさん猫が膝の上で寒さに震えていた、あの夜・・

その後、どうしたか・・ここも記憶がないのだ。

書いていて肝心な部分の記憶が飛んでいるなと

我ながら苦笑してしまうが、これはフィクションではないから

記憶の「抜け」を創作で埋めるわけには行かない。



ただ、言える事は

あの夜のでき事は、

この猫の境遇を変えたキッカケだからこそ、

今でも記憶に残っているのだと思う。


その後の「おかあさん猫」は、「常駐」ではないものの

時々、家の中で、子猫と一緒に食事をしたり

一緒にソファの上で昼寝をしたりしていたと記憶している。


夜、ダンさんが帰って来て居間に入ってくると

一瞬、ダンさんと猫が目を合わせ、睨みあって

それから、親猫が頭を低くして

ダンさんを上目使いに見て後ずさりしながら

外へ出てしまう・・そんな姿も今では懐かしく思い出される。



今では考えられないけれど

ダンさんは猫が苦手であった。


ダンさんに非常に懐いていて、ダンさんと「かくれんぼ」までして遊ぶ

我が家の「みい」以外の猫は苦手であった。


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by dansantokamisan | 2013-01-23 00:00 | 私が出会った猫達へ(おかあさん猫の話) | Trackback

おかーさん猫(6)

子猫が我が家に来て以来、うちの裏庭にすむようになった親猫

いつの間にか、私も子供たちも、その猫の話をする時には

「おかあさん猫」と称していた。

食事も、なんとなくあげるようになり、裏のコンクリートの犬走りには

猫の食事用の容器を置くようになった。


秋も深まって、信州はそろそろ冬の準備。


ある寒い晩

裏の戸を開けて、いつものように食事をあげようとすると

おかあさん猫が、「にゃ~・・」と鳴いて、

しゃがんでいる私の膝の上に乗ってきた。

そして・・

寒いのだろう。

小刻みに震えて、

膝の上で顔も私の脇の下に隠すようにして身を縮めている。

その身体の冷たさと、

それ以上に、

ヒヤリと冷たい肉球の感触を、

私は多分、今でも憶えている。




「ダメだよ」

それを見ていたダンさんが言う。

そのまま私に任せていたら、「まずい」と思ったのだろう。

「だって・・」

そう言いながらも、膝から下ろそうとすると

その猫は全身で抵抗して、膝からおりようとしなかった。


膝の上で、私を見上げながら

「お願いです・・・」と言っているように見えた。


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by dansantokamisan | 2013-01-22 09:28 | 私が出会った猫達へ(おかあさん猫の話) | Trackback

ミニオフin上山田

先週の土曜日に、小布施で

福井のおかーさん御夫妻とミニオフしたという記事を書いたばかりだけれど

なんと、この土曜日もまたまたミニオフとなりました。


おかーさんとのミニオフは、本当に間際に急に決まったものだけれど

ヒロさんとの・・・あ、そうです!今回は大阪のヒロさんとのオフ会です♪

ヒロさんとのオフ会は、もう昨年の・・いつ頃だっけ?だいぶ前から決まっていました♪

ヒロさんとも「初めまして~」ではないので、ますますその日が待ち遠しくて~~


最初はヒロさんのスキー旅行最終日にランチを・・と計画していたのだけれど

どうせなら、チョットだけでも夜、飲みたいよね・・という事で

大阪へ帰る前日の夜

ヒロさんの泊まっている上山田のホテルの傍の焼き鳥屋さんに予約を入れて

当日、ルンルン気分で上山田に走っていきました。


走って?車で?・・・・だって・・・飲むんでしょう?

代行?いえいえ、とんでもない。


はい、今回は私メがアッシーをさせていただいたのです!



すご~~い、えら~~い (誰も言ってくれないから一人で自画自賛(^_^;))


冗談抜きで

最近は必要に応じてノンアルコールでも全然ダイジョブな体質になってきまして(笑)

勿論、飲むときには、じゃんじゃん飲む・・

つまりメリハリのある体質(?)にバージョンアップしているようで

ダンさんにとっても喜ばしいことみたいです^m^





話が逸れてしまったけれど

ヒロさんとのデートの当日、

私たちは上山田温泉へと向かいました。


ホテルのロビーで「おひさしぶり~♪」とお会いしたヒロさん

噂にはお聞きしていたけれど

以前お会いしたときよりも、スッキリとダイエットされて

もともと若く見えたのに、ますます若返っていました(^_^)/


すぐにホテル隣の「安兵衛」という焼き鳥屋さんに。

ここは

実はヒロさんが上山田のホテルに泊まると知ったときに捜しておいた店で

昨年の暮れあたりから「下見」にかこつけて、来ていたお店^m^

コテコテの焼き鳥屋さんだけれど、お店のおばちゃんも気さくで

好きになりました♪ヒロさんのお陰で気に入った店が増えたって事♪

また、いつか記事として書くかもしれないけれど、それはまた後の話。


ヒロさんとは約束の6時半から、お店の閉店時間を過ぎた9時半までの3時間

本当にあ~っという間のお喋りタイムでした。


次から次へとお互いの話に花が咲き

特にヒロさんは昨年、た~~くさんの事があったので、そんな話を

「ふんふん」

「わ~っ!(^_^;)」

「おお~~っ♪」

っと

それこそ飲む暇が無いくらい聞き入ってました。(私は実際、飲んで無いけど・爆)



ヒロさんは食事つきのホテル宿泊だったので、

夕食後の飲み会だったけれど

ダンさんと2人で気持ちよく飲みながら、いろんな話をしてました~


そして、既にその時点で次のデートの仮契約(笑)

ちょっと(だいぶ?)先ですが、本契約になりますように~^m^


ヒロさんと別れて

車が走り出したらすぐに助手席の赤いお顔のダンさんが

「いや~・・楽しかったね」って。


本当ね。本当に楽しかったね。

ヒロさん、ありがとう。また、きっと♪


・・・・・・・・・・・・・・・・・


ネット友達・・・と言う言葉を私は今も頻繁に使うけれど・・

そのほうが判りやすいから。


でも

正確には

「友達」になれたキッカケが「ネット」という事だね。


そういう「友達」は

「ネット」が無かったら絶対に巡り合わなかったわけだものね。

つくづく

ネットをしていて良かったな、幸せだなと

「友達」の顔・顔・顔を思い浮かべる私です。


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by dansantokamisan | 2013-01-21 12:13 | きょうも元気で | Trackback