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続・ノラ猫の話

昨日の大捕物の後だけに、ブチを病院に引き取りに行くのが憂鬱だったが
放っておくワケにも行かず、ビクビクしながら病院に向かった。

「お~!昨日のサーカス猫ね」獣医さんが言う。
サーカス猫?
まあ、確かに空中ブランコ芸人も真っ青な空中ジャンプを披露してはくれたが。

でも手術のショックも麻酔も残っているのか、
思いの外、大人しく私に抱かれる。良かった~~・・
またヒョンな事から暴れ出したら、今度こそ手術の跡が破ける恐れがある。
可哀想だけど、しばらくケージに入れて大人しくしててもらおう。

ただ、問題が・・
先生が傷跡に付ける薬と化膿止めの飲み薬をくれたんだ。
え~~!だってこれ野良猫よ。どうやって飲ませたりつけたりするの?
獣医に訊いたけど知らん顔。自分で考えろってか?まったくもう!
(でも、私、嫌いじゃないんだよね、この爺さん獣医)

とりあえず、飲み薬は餌に混ぜたら食べてくれた。
お腹につける薬はまた明日考えよう。

そうそう、些細なことだが気になることが。
我が家の3匹目の猫「シロウ」が「ブチ」が来てからオカシイ。
いつも一番威張ってるのに、2階に行ったきり・・間違いなくヤキモチだな(笑)

長い間にいろんな猫を複数飼いしていると、結構色々な経験をする。


昔、オスの老野良猫をウチで飼うことになってしばらく経った頃、
捨て猫(子猫)2匹が我が家にやってきた。
その時の老猫の心境は・・自分は捨てられ、
また野良に逆戻りさせられると思ったのだろうか。

ハンストはする、私の前で私を見ながら家中に尿を放つ。
プチ家出する(うちの物置に住んでた)もう大変な騒ぎだった。
その最中、私はどうしても叱る気になれなかった。

人間の子供だって、下の子が産まれると赤ちゃん返りする。
そんな時、むやみに叱っても意味無いでしょ。

「アナタが今まで通り大事よ。何も変わらないよ」っていう思い、伝えなきゃ。
むやみに叱ったって何も生まれない。
猫も同じだと思ったんだ。

結果・・その猫、オスなのに2匹の猫を、母親のように育ててくれた、守ってくれた。
その2匹の猫が、今我が家にいる「たろう」と「花子」。


あ、シロウのヤキモチから、ついつい回想してしまった・・
ま、回想する暇があるくらい「ブチ」は良い子にしてくれてます。

今夜は久しぶりにダンさんと一緒に寝ないで
この「ブチ」の傍で寝ます。
続・ノラ猫の話_c0013922_21543914.jpg

by dansantokamisan | 2005-02-22 22:04 | 私が出会った猫達へ

長く続けたビタミンの画像が満杯になったのでビタミン2で継続中♪このブログは文字だけの備忘録用に時々更新


by dansantokamisan
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