カナダ(21)トロント公共図書館
2014年 08月 18日
息子たちがカナダでお世話になっているMさんの話をしましたが
もうひとり、カナダでとてもお世話になっている方に
幸運にもお会いできました。
お会いしたのは
カナダ在住の日本人女性Yさん
旦那様はカナダの方です。
きょうは、Yさんのお仕事先である「トロント公共図書館」に伺いました。
Yさんは
分館「リリアン・H・スミス館」の中の
「オズボーンコレクション室」で仕事をなさっています。
オズボーンコレクション・・
ここでは説明しませんが、検索するといろいろなブログやHPが出てきます。
今回お会いした「Yさん」の事を紹介されているブログも多々あります。
絵本や童画が大好きと公言してる私なのに・・
特に「不思議な国のアリス」は自分の中で特別だと思っているのに・・
訪れるまで知らなかったというお粗末さ(^_^;)
でも、ここで私は
古い絵本や童話などが好きな人なら涎ならぬ涙が出るほどの
嬉しい思いをさせてもらえました。
今でも、あの時の事を思い出すと夢心地になります。
トロント大学の近くにある、この図書館に訪れた私たち。
4階のYさんが居る「オズボーンコレクション室」のガラス戸を開けた途端
数々の絵本や童画が目に飛び込んできて・・
その可愛らしさと美しさに心を奪われました。
しばらく室内に展示してある作品を拝見
PATは「仕掛け絵本」に大喜び(^^)
間もなくYさんが奥から出てきてくださいました
一目お会いして、
息子夫婦がお世話になっているお礼を言えたら
それでジュウブンだったのに
Yさんは、とても温かく迎えてくださって、しかも
展示しているものとは別に
いろいろな「お宝」を持ってきて、見せてくださったんです。
そして、ひとつひとつ本当に丁寧な説明をしてくださりながら
私が生涯出会うことのなかったような貴重な宝物を
次々とみせてくださいました。
このオズボーンコレクションには美智子妃殿下も訪問されています。
その時の貴重なお話も伺って、ドキドキ・・
この場所に美智子様が・・このノートを手に・・わぁ・・・私、日本人ですもの。
そして・・
私がこの日、震えるほどの感動(実際、震えた)をしたのは
実は、下の画像のものを見せてくださった時です。
これは「不思議の国のアリス」を、
小さな子供用にルイスキャロル自身が話をわかりやすくした童話の初版本
(エピソードがあって厳密には初版ではないらしいけれど)と
下の挿絵だけの本は、この上の本を完成させる前の
ルイスキャロルと挿絵画家テニエルに依る、検討段階の見本・・
なんて言ったらいいかしら。
作家と挿絵画家の妥協を許さない、拘りの綿密な「下書き」みたいなものです。
勿論、出回っていません。
しかも、Yさんは
「どうぞ、手にとって、ページをめくってご覧ください」というのです。
え?
だって・・・手袋もしないで、この素手で??
「いいのですよ、本は元々、手にとって読んでもらうためにあるのですから」
えええ~!・・
私はもうワクワクよりもドキドキ。
手が心なしか震えているのがわかったけれど
この手で、この貴重な宝物を触ってしまった・・・触れさせていただいたのです。
手に取りながら
こんな幸運な事が、自分の身に起こっているのが信じられませんでした。
この貴重な資料に、私の指紋と手垢が残ったのだぞ!
大好きな「アリス」ですぞ。
憧れのアリスの挿絵ですぞ。
Yさんは
「ドナタにも、こうして説明させていただいているんですよ」と言っておられましたが
あとからネット検索したら、
皆さん、この図書館の存在も貴重な資料も知っていて、
Yさんに連絡を取って研究や仕事のためで訪れているかたばかり。
私たちのように、なんの知識もない観光客が、急に来て
こんな素晴らしい体験をさせていただくなんて・・
本当に夢をみているようでいた。(今でも信じられないもの)
息子たちも、興奮している私に「良かったね~」と
ニコニコして言ってくれました。
そう・・・アナタ達のお陰だわ。
こんな素晴らしいことをプレゼントしてくれてありがとう
Yさんと記念写真
こんな至福の時を過ごさせてくださったYさんに、ただただ感謝!
Yさんは「赤毛のアン」の研究もなさっている方。
いつかいつか、そんなお話も聞けたら・・と
とんでもなく図々しい夢を見てしまいます。
それはともかくまた機会があったら、
この素晴らしい図書館を時間を掛けてジックリ見学したい、そう思います。
この旅行で、私は殆ど自分用のお土産を買わなかったのですが
ここでは思わず、こんなものを買い求めました。
このレターセット、きっと使わないで、ずっと自分の宝物にしておくと思います
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日お会いしたMさんといい
今回お会いしたYさんといい・・
息子たちはなんて幸せなのでしょう
こんな温かな人たちに支えられて、このカナダで暮らしているんだね
きっとお会いできなかった、他のたくさんのご縁のある方たち
皆さんのお陰で、このカナダで暮らしているんだね。
今回、こうしてお会いできたことが・・親としての最高の喜びです。
ありがとうございます。
もうひとり、カナダでとてもお世話になっている方に
幸運にもお会いできました。
お会いしたのは
カナダ在住の日本人女性Yさん
旦那様はカナダの方です。
きょうは、Yさんのお仕事先である「トロント公共図書館」に伺いました。
Yさんは
分館「リリアン・H・スミス館」の中の
「オズボーンコレクション室」で仕事をなさっています。
オズボーンコレクション・・
ここでは説明しませんが、検索するといろいろなブログやHPが出てきます。
今回お会いした「Yさん」の事を紹介されているブログも多々あります。
絵本や童画が大好きと公言してる私なのに・・
特に「不思議な国のアリス」は自分の中で特別だと思っているのに・・
訪れるまで知らなかったというお粗末さ(^_^;)
でも、ここで私は
古い絵本や童話などが好きな人なら涎ならぬ涙が出るほどの
嬉しい思いをさせてもらえました。
今でも、あの時の事を思い出すと夢心地になります。
トロント大学の近くにある、この図書館に訪れた私たち。
4階のYさんが居る「オズボーンコレクション室」のガラス戸を開けた途端
数々の絵本や童画が目に飛び込んできて・・
その可愛らしさと美しさに心を奪われました。
しばらく室内に展示してある作品を拝見
PATは「仕掛け絵本」に大喜び(^^)
間もなくYさんが奥から出てきてくださいました
一目お会いして、
息子夫婦がお世話になっているお礼を言えたら
それでジュウブンだったのに
Yさんは、とても温かく迎えてくださって、しかも
展示しているものとは別に
いろいろな「お宝」を持ってきて、見せてくださったんです。
そして、ひとつひとつ本当に丁寧な説明をしてくださりながら
私が生涯出会うことのなかったような貴重な宝物を
次々とみせてくださいました。
このオズボーンコレクションには美智子妃殿下も訪問されています。
その時の貴重なお話も伺って、ドキドキ・・
この場所に美智子様が・・このノートを手に・・わぁ・・・私、日本人ですもの。
そして・・
私がこの日、震えるほどの感動(実際、震えた)をしたのは
実は、下の画像のものを見せてくださった時です。
これは「不思議の国のアリス」を、
小さな子供用にルイスキャロル自身が話をわかりやすくした童話の初版本
(エピソードがあって厳密には初版ではないらしいけれど)と
下の挿絵だけの本は、この上の本を完成させる前の
ルイスキャロルと挿絵画家テニエルに依る、検討段階の見本・・
なんて言ったらいいかしら。
作家と挿絵画家の妥協を許さない、拘りの綿密な「下書き」みたいなものです。
勿論、出回っていません。
しかも、Yさんは
「どうぞ、手にとって、ページをめくってご覧ください」というのです。
え?
だって・・・手袋もしないで、この素手で??
「いいのですよ、本は元々、手にとって読んでもらうためにあるのですから」
えええ~!・・
私はもうワクワクよりもドキドキ。
手が心なしか震えているのがわかったけれど
この手で、この貴重な宝物を触ってしまった・・・触れさせていただいたのです。
手に取りながら
こんな幸運な事が、自分の身に起こっているのが信じられませんでした。
この貴重な資料に、私の指紋と手垢が残ったのだぞ!
大好きな「アリス」ですぞ。
憧れのアリスの挿絵ですぞ。
Yさんは
「ドナタにも、こうして説明させていただいているんですよ」と言っておられましたが
あとからネット検索したら、
皆さん、この図書館の存在も貴重な資料も知っていて、
Yさんに連絡を取って研究や仕事のためで訪れているかたばかり。
私たちのように、なんの知識もない観光客が、急に来て
こんな素晴らしい体験をさせていただくなんて・・
本当に夢をみているようでいた。(今でも信じられないもの)
息子たちも、興奮している私に「良かったね~」と
ニコニコして言ってくれました。
そう・・・アナタ達のお陰だわ。
こんな素晴らしいことをプレゼントしてくれてありがとう
Yさんと記念写真
こんな至福の時を過ごさせてくださったYさんに、ただただ感謝!
Yさんは「赤毛のアン」の研究もなさっている方。
いつかいつか、そんなお話も聞けたら・・と
とんでもなく図々しい夢を見てしまいます。
それはともかくまた機会があったら、
この素晴らしい図書館を時間を掛けてジックリ見学したい、そう思います。
この旅行で、私は殆ど自分用のお土産を買わなかったのですが
ここでは思わず、こんなものを買い求めました。
このレターセット、きっと使わないで、ずっと自分の宝物にしておくと思います
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日お会いしたMさんといい
今回お会いしたYさんといい・・
息子たちはなんて幸せなのでしょう
こんな温かな人たちに支えられて、このカナダで暮らしているんだね
きっとお会いできなかった、他のたくさんのご縁のある方たち
皆さんのお陰で、このカナダで暮らしているんだね。
今回、こうしてお会いできたことが・・親としての最高の喜びです。
ありがとうございます。
by dansantokamisan
| 2014-08-18 06:00
| カナダ